今だけ薄いパープルのケースをセットにしています。

フルートは保管による状態変化がある楽器のため調整後の出荷を目指しております。

一番安いYFL-212のリッププレートとライザーを銀製にしたモデルです。

 上位モデルとの違い YFL-212のリッププレートとライザーを銀製にしたモデルYFL-212LRS。

安いフルートは主に洋白(白銅)を素材としていますが、上位モデルにいくほど銀を使用している部分が多くなります。

響きや音質に関わる重要な部分なのですが、銀を使用することで同時に抵抗感を感じられることになります。

初心者にとって「吹きやすい」楽器は抵抗感が比較的低いものです。

入れた息が軽く音になるイメージでしょうか。

ですが、弱く吹きたい、力強く演奏したいときに「吹きやすい」楽器だと音が出すぎてしまったり、抑揚がつけにくかったりします。

そういう演奏力を求めるレベルになると必要になるのが適度な抵抗感。

ただ鳴りやすい楽器を必要とするのは初心者目線でもあるのです。

この200シリーズでは一番安いモデルが全く銀の部分がなりYFL-212となり、口に一番近い部分が吹奏感を左右すると言われることから、リッププレートと内側のライザー部分に銀にしたこちらYFL-212LRSです。

 シリーズラインナップ ・スタンダード...一番安いシリーズ。

品番が200、300、400番台のもの。

(YFL-212、YFL-312、YFL-412など)。

吹きやすさを重視した素材と設計。

素材の違いによって価格差あり。

・プロフェッショナル...フィネスシリーズ。

品番が500、600、700番台のもの。

上位モデルであるハンドメイドフルート"イデアル"の仕様や演奏性を継承したシリーズ。

発音性の良さはもちろん深みのある音色が魅力。

このシリーズはスタンダードシリーズとまず管体のつくりや頭部管のつくりが異なっています。

こちらも上記同じく、素材の違いによって価格差あり。

・ハンドメイド...イデアル、メルヴェイユ、ビジュー。

ハンドメイドならではの優雅な風格。

より個性的で演奏家の求める表現力を最大限に発揮してくれます。

 スタンダードのラインナップ ・YFL-212...ストレート頭部管、カバードキイ、C管、Eメカ付き。

いわゆる一番スタンダードで安いものです。

・YFL-212LRS...ストレート頭部管、カバードキイ、C管、Eメカ付き。

リッププレート、ライザー銀製。

吹きやすさだけでなく適度な抵抗感。

・YFL-212U...ストレート頭部管+U字頭部管、カバードキイ、C管、Eメカ付き。

・YFL-312...ストレート頭部管、カバードキイ、C管、Eメカ付き。

頭部管銀製。

より豊かな表現力が魅力。

・YFL-372...ストレート頭部管、オフセットリングキイ、C管、Eメカ付き。

頭部管銀製。

・YFL-382...ストレート頭部管、インラインリングキイ、C管、Eメカなし。

頭部管銀製。

・YFL-412...ストレート頭部管、カバードキイ、C管、Eメカ付き。

頭部管+管体銀製。

より上級者向けで吹きごたえがありフルートらしい音色を奏でる一品。

 フルート選びのポイント▼頭部管 ・ストレート...一般的なまっすぐのもの。

子供さん以外は基本こちらです。

・U字頭部管...上記では演奏が困難な子供さんなどに使用されるU字になった頭部管。

成長に合わせストレートも付属になっている本体もあります。

▼キイタイプ ・カバードキイ...キイに穴があいていないもの。

キイが孔を確実に押さえ、息の漏れを防ぐ。

初心者やこれからはじめる方に多くはこちらを使用。

・リングキイ...キイに穴があいているもの。

リング状のため孔を確実に押さえるのに技術が必要。

指先に空気の振動を直接感じることができ、細やかな響きのニュアンスをコントロールすることが可能になる。

上記のどちらかを決めた上で...↓↓↓ ・オフセット...左手薬指で操作するGキイがせり出し、指の長さに合った配列)より自然で押さえやすい。

・インラインキイ...主管のキイが一直線に配列されている。

リングキイモデルではどちらかというとインラインの方が主流になります。

 ▼Eメカニズムとは Eメカニズムはフルートの構造上、出しづらい音を発音しやすくするためのキイシステム。

特に難しいとされる第3オクターブの「ミ」 (E音)が出しやすくなります。

練習でどうにかなると思いきや古典派やロマン派、 現代曲の技術的に高度な楽曲にも多用されスムーズな演奏には有効なシステムといえます。

フランスでは一部のプロ以外はあまり使っていませんがドイツ、日本ではごく一般的な機能として認識されています。

Eメカ無しのメリットとして音色が比較的明るくなることです。

一般的にEメカ付きが値段が高いですが音色の面で言うとどちらが好きかは好みにもよります。

インラインのフルートにそのままEメカを付けるとキイの動作に不具合が出やすくなることからインラインには標準装備されていないものも多くインラインにはEメカがないのが一般的な面もあります。

 ▼足部管の違い ・C足部管...最低音が「ド」まで。

こちらの方が一般的です。

・H足部管...さらに下の「シ」の音までが演奏できる。

H足部管は管体が長くなり、ダークで艶のある音色が特長。

曲によって必要になることもあります。

 ▼素材とメッキの違い 安いフルートは主に洋白(白銅)を素材としており、上位モデルにいくほど銀を使用している部分が多くなります。

シリーズのラインナップによって使われる銀の部分が多くなるのがお分かりいただけるでしょう。

この素材の違いが響きや音質に関わる重要な部分ですが、銀を使用することで同時に抵抗感を感じられることになります。

初心者にとって「吹きやすい」楽器は抵抗感が低いものとされています。

吹きやすいということは入れた息が軽く音になるイメージでしょうか。

つまり、抵抗感が増える銀の含有率が多くなる上位モデルは初心者にとっては吹きにくいと感じられる可能性もあるということになります。

ですが、吹きやすい=抵抗感がないではありません。

抵抗感がないということは入れた息がどれだけ入れても音にならないのです。

抵抗感があると吹きにくいと説明した上では少し矛盾を感じてしまいますよね。

吹きやすいとはなんでしょうか。

求めなければ吹きやすいだけで良いのです。

吹きやすいだけでは「できないことがある」というように想像してもらうと分かりやすいかもしれません。

良い楽器は音量と音質の幅が広い楽器と言われています。

銀を多く使用されるフルートはよりこの幅が広くなっていくのです。

弱く吹きたい、力強く演奏したいとき、ただ「吹きやすい」楽器だと小さい音までが再現できず、音が出すぎてしまったりします。

段々小さくする曲があったとしたら、プツっと途切れてしまうこともあるかもしれません。

大きな音を出したとき、音が割れてしまったり、大きな音が出にくかったりするかもしれません。

力強い曲、弱々しい曲、さみしい曲、悲しい曲、楽しい曲、明るい曲、出す音程は同じでも音質、音量によって表現力をかえるからこそ、その曲っぽさが出ますよね。

この表現力に必要となるのが適度な抵抗感なのです。

抵抗感がない楽器だと抑揚は付けにくくなってしまいます。

初心者だと曲の感じなどを表現するよりもまず、音を出すことが重要で、その後に運指を覚え、楽譜にそって音を出します。

この練習の時点では表現力はまだ必要としないと思うのです。

当然音が出にくい楽器だと練習もはかどりません。

よって、吹きやすい楽器がいい、と思うものです。

良い楽器が必要かどうかはその人次第で、どんな環境で、どんな練習をし、どんな演奏をしたいかで選ぶ楽器が変わってくるのです。

上記、素材について書きましたが、他ブランドでも基本的にこの銀の量が基準となって価格が違っていますので着目してみて下さい。

またパールではありませんが、1万円代のフルートなどでは銀メッキよりさらに安いものとなるとニッケルメッキなども存在しています。

他に高級品には金+金メッキなどもありますね。

素材、メッキは音を出す上で大きな影響があるもので、さらに口元に近い部分はよりその影響が強いとされています。

ですので、銀が使われるのはリップ/ライザーからはじまり徐々に広がっていくのです。

・白銅:耐久性があり響きやすい特性を持つ。

各音域でのバランスも良く明るい音色が特長。

・銀(シルバー):19世紀のフルート改革者ベームにより見出されフルートに採用された銀は、“最もフルートらしい”といわれる音色。

抵抗感がでるが、でた音は音量音質共にバランスが良い。

YAMAHA FLUTE YFL-212LRS Standard 200 series ヤマハ C管 フルート YFL212LRS SILVERカラー スタンダード 200 シリーズ ■管楽器 木管楽器 ■調子: C調(C管) ■キイ:オフセット、カバードキイ ■トーンホール:引き上げカーリング ■主管 / 足部管材質:白銅・銀メッキ ■キイ材質:洋銀・銀メッキ ■頭部管材質:白銅・銀メッキ ■リッププレート、ライザー:銀製 ■仕上げ:銀メッキ仕上げ ■頭部管:標準タイプ CY※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。

  セット内容 ■楽器 本体 ■ハードケース ■肩掛け ショルダーストラップ付き ケースカバー ■頭部管 ■ポリシングクロス ■ポリシングガーゼ ■クリーニングロッド ■保証書/取り扱い説明書■チューナーメトロノーム 限定 TM-60-SCN2 シナモロール メトロノームとチューナーが同時につかえる 定番のクロマチックチューナー ■ショルダータイプ ケースカバー...Legato Largo LL-FLCH1 LP ライトピンク サイズ(外寸) H120 x W460 x D80mm。

カラー表示はライトピンクとなっていますが、オリジナルでオーダーしたカラーで薄いパープルです。

こちらはH管用のケースですが、こちらのケースカバーは少し小さめで、ヤマハのC管がC管のケースに収納できませんので、H管ケースが対応品となります。

楽器の横揺れはよくありませんので、隙間にはクロス(これ用に別途お入れいたします。

)などを入れるなどして調整して下さい。

画像と細かい仕様が異なる場合がございます。

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税込価格 90,100円